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スキー道具

Marker Kingpin 買ってみた

2018/03/02

現在市場に出てて普通に買える滑りよりなTECHビンディングは、DynafitのRadicalシリーズやビーストシリーズ。
今季(2014〜2015)シーズン発売予定だったRadical2はブレーキ止めるパーツの不具合で発売延期。

radical

beast14

それとG3のiON。

ion

あと、ディアミールのVipec

vipec

そんなところに、来季はマーカーからもTECHビンディングが発売されるとの事。
その名はキングピン。バロン、デュークときてキング…安直というかなんというか…w
すでに動画は公開されていてヒールピースがアルペンビンディングみたいな形。

道具いじりが好きな身としては気になる…。

というわけで、一部で先行販売していたので買ってみた。

kingpinヒールピース

一番の特徴であるヒールピース。
Dynafitと違ってアルペンビンディングでよく見る形。だけども、Dynafitのビンディングを見慣れていると凄く大きく感じる。
素材はメインが強化プラスチック製…だと思う。ガラス繊維が入ってるザラザラとしたプラスチック。
ミニ四駆のカーボン入り強化シャーシと同じような感じwww

トゥーピースの土台部分も同じザラザラした多分強化プラスチック。
ブーツをはめやすくする為に、トゥーピースにブーツストッパーがあるんだけど、これの距離が調整可能。
Dynafitではこういうのは無かった。iONも確かなかった…はず。
ストッパーとブーツのクリアランス確認のシムも付属。

トゥーピース

シム

SKIモードとWALKモードを切り替えるレバーは思ったより細身で華奢。
構造的にヒールピースの前後移動を支えてるのは真ん中のカーボンプレートになると思うんだけど、左右や上下には大きく振られるけど、前後にかんしてはそこまでないだろうからコレで大丈夫と判断しているんだろうなぁ…。

ベースプレート部分

一番の懸念だったブンリンアイゼンとの併用は難しそう。
というのも、モード切り替えレバーがどうしても大きいので、ブーツを正常に取り付けられる範囲でヒールピースの位置を目一杯後ろに下げるとこんな感じ。
純正のアイゼンじゃないと厳しいかなぁ…。

ブンリン使用時

また、レバー部分の高さがあるので、つま先側に寄せるとブーツのソールに干渉するし、意外と取り付け箇所は絞られそう。

ヒールピースの可動領域は一番前に出してこんなもん。
定規無かったので、目測だけどRadicalシリーズと同等くらいかな???

ヒールピース可動領域

と、外観はこんな感じ。

この手の山道具で初物はちょっとなぁ〜と思う方いらっしゃると思いますので、そのへんに関しても。

少なくともこの先行発売品に関してはトゥーピースのピンが脱落するっていうのが報告されています。(写真は海外フォーラムから)

loosepin

メーカにだすと無料で追加工したのが戻ってくるらしいです。(写真は海外フォーラムから)

pin改良版

また、ブレーキが想定どおりに動かないとかっていう話も海外フォーラムで取り上げられてました。
ブレーキに関してはちゃんとおりないっていうだけなので、あまり気にしないのですが、ピンが脱落する可能性というのはかなり怖い。
今のままで山で使うのはちょっと無いかなぁ?と思います。
実際に来季発売されるときは当然その辺を修正してくるとは思いますが、先行発売品に関してはこんな状態です。

次回は取り付けて実際に滑走したいと思いますが、立て込んでていつになるかは不明です…orz

つかってみました

Marker Kingpin ファーストインプレッション

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