dps phantom 滑って登ってみた 〜アリなの?ナシなの?〜
2020/07/14
phantomの施工をしてから、それなりにいろんなコンディションで滑ったので、ぼちぼちと滑ってみた感想を。
施工してからの滑走日数的には5日程度かな?
結論出すには早いかな〜と思ったんだけど、意図とせずいろんなコンディションの雪が滑れたので今の時点で思うことをメモ。
シールつけて登ったりガリを滑ったりベチャベチャのストップ雪も滑ったりしたけども、施工からさほど時間も経ってなく新しい状況での印象。
耐久性については、まだまだわからないです…。
プロの滑走日数にアマチュアは勝てませんので、ここはプロにおまかせしましょ。
というのを、前提に…。
滑走感
めっちゃ滑る!っていう感じではないです。
ワックスがバッチリ効いた板って、雪面に置くと勝手に走っていっちゃうような浮いてるような感覚が僕はあるんだけども、それとは明らかに違う。
かと言って滑らないというわけでも無い…。
ワックスバリバリにかけていた板で午前中滑って、ご飯食べてる間に雪のコンディションが変わって、朝ほどの感動がなくなったとき…。
そんくらいの滑走感。
わかりづらいかな???
良いところ
シャバシャバのストップ雪を除いて、いつも常にそんな感じ。
めっちゃ寒いときのサラサラパウダーも、妙高とかにありがちなちょい重系パウダーもゲレンデの圧雪も常にそんな感じ。
板が走らない・・・止まる・・・って言う感覚は無いです。
でも、板がめっちゃ走るという感覚もなし…。
ただ、ワックスかけてない状態よりかは全然マシです。
あ、私、ちゃんと真面目にワックスかけ始めたのココ4年くらいです。
それまで、ソールが白くなってるスキーで普通に滑ってましたので、ワックスかけていない状態はわかってるつもりw
シール使用時
シールを貼り付けた後も、滑走感は変わらず。
そりゃ、シールの糊がスキーについてるとかだったらだめだろうけども、それはシール管理の問題なので別ね。
シールがくっつきづらいとか、剥がした後のシール自体がくっつきにくくなったということもないです。
試したのは通常の糊系シール(ブラックダイヤモンド)。
旭岳の寒い日とかにある、車の中でスキーが温まってて、外気に触れて一気に冷却。
ソールに氷が張り付くっていう現象はphantomでもありましたので、このときは普通にソールの氷落とさないと滑らないです。(あたりまえ)
ストップ雪対策
個人的には一番期待していた、春のストップ雪に対する滑走性能。
dpsのサイトみても、雪温が温かいときは既存のワックスより滑るとうたっていた。
さて、その性能はいかに???
残念ながら期待していたけども、正直そこまで滑るってことはなかったです。
先日、めちゃくちゃ気温があがって、半袖で滑りたいような気温。
そんな状態なので、当然コースはベチャベチャ。春の風物詩、妖怪板つかみが出現していた。
この日は試乗会があったので、試乗板と比較できた。
散々、試乗板で同じコース滑って、引っかかる場所と感覚を覚えてから自分の板で滑ってみたけども、正直言って既存のワックスとの差は言われないとわからない程度。
ストップ雪よ、ついにさようならか!!!と思いましたが残念ながら、期待したほどの性能はなかったなぁというのが第一印象。
誰も踏んでいない新雪に入ると、ブレーキは普通にかかります。まぁ、言われてみれば多少マシかな…って思う程度なので、プラシーボかも。
アリかナシか
普通に買うと12000円程度。決して安くはない値段。
更に施工時間がかかる。
レースをやるような人のワックスの代わりにはならないけども、シーズン中に何回もワックスかけるのめんどくさいとか、ワックスそもそもかけるのがだるいっていう僕のようなめんどくさがり屋にはアリ。
一度施工して、それなりに滑ってくれるなら12000円払ってもいいよって思うかなぁ〜。
あとは、耐久性次第。
滑走日数だけでなく、1シーズン経過した後も同じような状態なのか…。
万が一翌シーズンには全然滑らなくなっていた…というのであれば、割高なのでナシっていう考えかな。
と、メモでした。