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スキー道具

Marker Kingpin ファーストインプレッション

2018/03/02

一日滑る予定を切り上げてとりあえず乗せて使ってみたインプレ。
他のTECHビンディングと比べて滑走性能が云々とかヒールの抑え方が違うので云々とか言うほどは滑ってない(し、語れるほど上手くもない)ので、あくまでちょっと滑って登っただけのインプレ。

トゥーピース

トゥーピース

はめる時の感触はDynafitのRadicalシリーズとほぼ同じ。kingpinの方が若干強めに踏み込まないと閉じない感じ。
実際に動き出すまでの重量測ったわけじゃないので感覚のお話ね。
つま先をあわせる突起がついてるんだけど、効果はまぁ、あったかなぁ?程度。
劇的にはめやすい!って感じでもない。
ウォークモード時のレバーロックに関しても同様。特筆することはないかなぁ。
一応、リューシュつけるようにベースプレートのサイド側に穴があいてますので、ブレーキレスで使いたい方も安心。
トゥーピース側はMarkerだからこうっていうのもほとんど無いので、感動も驚きもなし。
G3のiONのほうが・・・ってこの辺りはまた別の機会にまとめます。

モード切り替え

真ん中にある金色のレバーを動かして変更。
【スキーモード】
スキーモード

【ウォークモード】
ウォークモード

これは素晴らしい。
DynafitやiONは回すのに力が必要だったけど、これは指一本で簡単切り替え。真ん中の金色のレバーがカーボンプレートを前後にテコの原理で動かすので力いらず。
今までは素手で回してブレーキが飛び出して手の皮持っていかれたりしたこともあったけど(笑)そんな心配はなし。

ヒールピース

見慣れたアルペンビンディングの形状。kingpinはコレに価値があると言っても過言では無いと思ってる。
やっぱり、見慣れた形状で過去の実績があるシステム(Dynafitも歴史は長いけど)だと安心感が違う。

ウォークモードで歩き出すときは真ん中のレバーをウォークモードにして踏み込む。
角みたいのが出ていて、こいつを踏み込む形。

角っぽい

ブレーキは上がっていても・・・(いじりながら写真取ってたので、ヒールピースが下がってますが実際のながれだと上の写真の状態です)

ブレーキ

踏み込むとヒールピースが下がると同時にロック。

踏み込むとロック

G3のiONも同様の機能あるけど、ウォークモードでも歩き出すまではブレーキがかかっているというのは安心。
ウォークモードからスキーモードにレバーを切り替えると、ブレーキも自動的に上がってくる。たまに動き渋い事あるけどw

スキーモード時はアルペンビンディング同様のヒールピースを上から抑える形。
Beast用の金属パーツをつけていても装着に関しては問題ないと思う。ヒールは上から金属部品辺りを抑える形で、前圧は金属の部品にかかる。接触面積は小さくなるから、その辺でなんかあるかもしれないけど付けられないわけじゃない。

がっちゃんこ

気になってた点

スキーモードで滑って板を外そうとした時に、ヒールは上から押さえられてるからトゥーピースとヒールピースの両方を外す作業しないといけないんじゃなかろうか?ということで、試してみました。

結果

他のTECHビンディング同様につま先外してカカトをクルンでちゃんと外れました。
まぁ、スキーモードで滑ってスキー外して、再度滑るときにはアルペンビンディングみたいにヒールピースを上げないといけないので、Dynafitとかに比べると一手間余計にかかりますが許容範囲かと。

重さに関しては

  • Dynafit Radical ST 531g
  • Dynafit Beast 14 795g
  • G3 iON 585g
  • Marker Kingpin 13 730g

という塩梅。
Radical ST比較で200gも重いけど、比較対象としてはBeast14辺りの方が適切かなぁ?となると、65g軽いってことになる。
メーカー公表値なんで実測とは誤差があるだろうけども一応建前上は上記のとおり。
今回は1時間程度しか登っていないので重さに関してはそこまで顕著な差は感じませんでした。
登り6時間とかになるとボディーブローのように重さを感じる事があるのかも…。

Marker Kingpin セカンドインプレッション

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