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スキー道具

スキー板へのインビス加工(穴あけ・埋め込み編)

2014/10/20

板の数=ビンディングの数

普通はそうなんですけども、TECHビンディングだと高い!
私はRadical STを主に使っていますが板を購入するとビンディンで+5万円!
せっかく安く板を手配しても・・・都度5万円かかるのはキツイ・・・。

他にもお気に入りの板でいろんなポジション試したいとしても、一度穴を開けたらそれを処理して移動して・・・。
気軽に試すこともできません。
というわけで、今季購入した板にインビス加工をすることにしました。

必要な道具

インビス

インビス
これはブルークリフで買うのがお手軽です。
今回はこれを使用したので、こいつを施工する流れで記載します。

ドリル

ドリル
6.3mmのドリルを使用します。
先端にズレにくい加工しているものとかあるので、さほど高いものでもないのでいいやつ買いましょう

タップ

タップ
5/16-18のタップを購入します。
このサイズは普通のホームセンターとかでは売っていないので、monotaroとかブルークリフでインビスと一緒に購入するのをおすすめします。

パテ

パテ
GM8300とか使ってもいいですけど、そこまで強度要らないので普通にホームセンターで買ってきます。

六角キャップボルト

ダブルナット
サイズはM5です。ダブルナットにしてインビスを入れるときに使います。
なんで六角キャップボルトかというと、+とか-と違ってキャップ部分に六角ツッコむと安定して作業できるからです。

ボール盤

どこの家にでも有ると思うので割愛・・・無かったら電動ドリルでOKです。

テンプレート

こちらからDL
私はOHPフィルムに印刷しました。

手順

この手の作業で大事なのは下準備。
穴を開けたりするところばかりに気を使いがちですが、ボール盤をちゃんと使えばずれることはさほどありません。
道具でカバーできるところはカバーするとして、一番初めの穴あけ位置は自分でしっかりと納得いくまで調整してください。

私は多少ずれても気にしないので程々に合わせています。
左右の板で1mmビンディングの位置が前後にずれてる~とか、角度が1度違う~言われても滑ってて感じる事ないですし・・・。
多少のズレであれば組み上げる際に調整できます。
でも、各々の穴の距離がズレてしまうと最悪な自体に陥りますので、そこだけは慎重にしっかり合わせてください。

センターライン

今回は板に記載のあるミッドソール部で取り付けを行おうと思いますので、まずはラインを引きます。
板の表面がザラザラしているので、今回は養生テープを貼って引いてみました。

線をひく

穴位置合わせ

OHPフィルムに印刷したテンプレートを重ねます。
位置が決まったらテープで止めてください。

位置合わせ

ポンチ打ち

これ忘れると悲惨な目にあう事が多いので、必ずやることをおすすめします。
家に無かったら買いに行くか延期しましょう

ポンチ

ポンチ打ち終わったら、穴位置があっているか確認をしましょう。
間違ってたらもう一度手順を初めから行えばほとんど板にダメージはありません。

穴あけ

インビス長
深さをちゃんと測って穴あけしましょう。
インビスの長さが9mmですので、9.5mmを目安にあけます。
インビス長ギリギリすぎると埋め込んだ時にソールが出っ張ったりトップが浮くことがありますので注意してください。

穴あけ

タップ切り

此処から先は作業に夢中になって写真取ってませんでした・・・。
下穴を綺麗に掘れていればよっぽど下手こかない限りまっすぐ切れます。
確実を求めるのでしたら、ボール盤使ってタップを切る事をおすすめします。
この時、ボール盤のコンセントを抜いておくのは基本です。

インビス埋め込み

パテを穴に塗り塗りして回して入れます。
ネジ穴にゴミが残ってると、ソールが膨らんだりトップが膨らんだりしますので、しっかり綺麗にしておきましょう。
先ほどタップを切っているのでそのままゆっくりとまっすぐねじこんでください。
違和感感じたらすぐに止めてペンチか何かで掴んで逆回転させましょう。再度合わせてねじ込めばOK。

あとはパテの硬化を待って完成!

取り付け前に

さて、上からビンディングを重ねてちゃんとネジ穴合ってますか???
WEBでインビスやってる人でもあまり書いていないのですがDynafitのRadical STですとプラスチックのプレートがあります。
コレね↓
プレート

*重要*
こいつの穴の部分に購入時はプラスチックの爪が出ているのですが、これは削ってください。少しだけ穴を拡張すると受けが広くなって、若干のズレであれば許容してくれます。

これを削らないでねじ込むと・・・寸分の狂いがない場合以外はネジが噛みます。
木材に木ねじでねじ込む場合ですと、さほど気にせずねじ込めますが金属と金属のインビスでは、ネジが斜めにねじ込まれるとアウトです。ショップで加工してもその辺説明ないので気をつけてください。

万が一インビス抜けが発生したら

まだ抜けていないので、私ならこうするっていうだけですが、前述の高強度パテGM8300とかを使って埋めます。DevConとかでもいいですね。
んで、穴開けなおして再度タップ切って・・・とすれば問題なく再利用可能だと思いますので、工作するのが気にならないのでしたらどうぞお試しください。
ビンディング使いまわせるのはお財布にやさしいのと、ひとつの板で色々遊べますのでお勧めです。
今後使用していって問題が発生しましたらまた記事投稿します。

→スキー板へのインビス加工(取り付け編①)

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