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BCA FLOATの飛行機内持ち込みについて

2013/12/26

北海道に行くにあたり試してみようと思っていた、FLOATの機内持ち込みについて簡単にまとめておきます。

ボンベは高圧ガス

高圧ガスってことであればガス缶などと同様に、通常であれば持ち込みはできない品目になるのかとおもいきや、国土交通省のHPに「機内持込・お預け手荷物における危険物について」というのがありました。
内容を確認したところ、「その他の日用品」の中に「雪崩救助バックパック」の記載が・・・。

実際のところは?

一応、上記を参照したところ問題なく持ち込めるようにみえるのですが、羽田で止められたとか、ボンベは持ち込めなかった・・・とか、の話を聞いたので、試してみました。

持ち込むにあたって

現地で止められて、てんやわんやするのはイヤでしたので、予めJALに問い合わせたところ下記の回答がありました。
機内に持ち込むためには・・・

  1. 輸送中、偶然に誤って作動しないよう措置してあること。
  2. エアバックは圧力安全弁(圧力が上昇しすぎないよう圧力を逃す構造)を備えていること。
  3. 雪崩用救難バックパックに正味200mg以下の区分1.4S(火薬類の中で最も危険性の低い区分であり、輸送中に点火または起爆が起こった場合でもわずかな危険性しかなく、その影響が包装内に限る)火薬類、及び区分2.2(非引火性ガス)の圧縮ガスが装着されいること。
  4. ガスシリンダーはバックパックに一度に装着できる個数以下のシリンダーであること。(持ち運びの際バックパックとシリンダーを別々に運ぶこともあります)

 
1はケーブルとホースをつないで置かなければOKと判断。
2は正直微妙かなぁ?と思いましたが、圧を逃がすという点では構造として備えているので、まぁOK???
3は該当せず。
4はハイ了解。

というところで、シリンダーにガスが入ったまま、ケーブル・ホースを繋がないで堂々と羽田空港に乗り込んでみました。

手荷物検査場にて

ちょっとドキドキしながら、国土交通省の例のページとJALカスタマーとのやりとりを印刷して持っていきました。
手荷物検査機を通すと・・・

ドキドキ・・・・

係員「すいません、もう一度通させてください」

これは・・・あかんのか???
無情にも再度検査機を通過するBCA FLOAT・・・。

ドキドキ・・・・

係員「おまたせしました~」

(゚∀゚)キタコレ!!

新千歳でのFLOAT

結論!

国内線のJALでは問題なく機内持ち込みができましたので、北海道に遠征に行く方はご安心ください。
ただ、帰りの新千歳空港では二度検査機を通した上に、ボンベを一旦抜いた状態で再度の検査を求められました。
その際に、雪崩救助バックパックである旨、国土交通省のHPに品目として持ち込み可能な旨の記載がある点を伝えたところ、確認を行った上で検査場を通過しました。
賞味5分程度余計に時間がかかっただけでしたが、あまり無い物だと判断に時間がかかる場合もあるとのことでしたので、ギリギリで持ち込まずに時間に余裕を持って検査場を通ることをオススメします。

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