Oakleyの電熱ゴーグルInferno
2019/02/22
電熱ゴーグルの便利さは使った人にしかわからない。
Fan付きでも確かに十分対応できる環境は非常に広いんだけど、電熱ゴーグルは更に上を行く。
そんな電熱ゴーグルだけど、まだまだ市場には種類が少ない。
前にまとめたこちらとメーカはあんまり変わってない認識。
SWANSのデザインは古くからのゴーグルという感じで、このご時世に新しく買うのはちょっとなぁ~と感じてる。
あえて外部バッテリーをケーブルつけて使うっていうのは、山に登るときから滑るときまでずっと着け続けることを考えると、理にかなってるんだけどね。
自分はそこまでの使い方をしないということもあって、現時点では購入対象外。
となると、選べるのはOakleyかABOM。
自分は結局ABOM買ったけど、なんやかんや気づいたら、あれ?Oakleyが家にあるじゃない。
というわけで、OakleyのInfernoについてメモ。
使い方
まずはバッテリーボックス後ろの電源ボタンを長押し。
バッテリーボックスが大きくかんじるけど、重さはそこまで無いからあまり気にはならない。
電源が入ると後ろのLEDが緑に点灯。
自分じゃ見えないけど。
それに、グローブを付けたまま操作することを考えると、この大きいのはむしろメリットだったりする。
電源をONにすると、バイブレーションが弱い→強いと震えて、電源が入ったことがわかる。
普段はこのままスタンバイ状態にしておくっていうのを、Oakleyでは想定しているみたい。
レンズを温めるにはバッテリーボックスの下側にあるボタンを長押し。
バイブレーションが、震えて→とまって→震えて→止まってを数回繰り返して、温めてる合図。
電源をOFFにするには、ONと同じでバッテリーボックス後ろの電源ボタンを長押し。
すると、バイブレーションが強い→弱いと震えて電源OFF。
電源のON・OFFと一定時間温めるだけというシンプル設計。
デザイン
レンズの形状は平面レンズ。
数年前まで球面レンズが流行ってたけど、今は一周まわって平面レンズに戻ってきてるのかな?
infernoのベースとなっているのは、おそらくLine Minerっていうモデル。
大きめのレンズで中の空間が広く、メガネの種類は選ぶけどメガネ対応。
レンズカラー
レンズはPrizm Snow Roseのカラー。
残念ながらレンズ交換は不可。
これ、好みのレンズを自分で交換できるなら良いけど、それを想定した作りにはなってないのが残念。
ただ、SmithのChromapopと同じで、新しい設計のレンズで今までのレンズより見やすくなってるPrizmレンズ。
レンズって同じ場所・同じ時間で比べても結局よくわかんねぇな…となりがちだけども、結構見やすいと思う。
バッテリーまわり
バッテリーは外付けで、ゴーグルバンドにつける形。
ゴーグルにはMicroUSBケーブルが生えてて、バッテリーボックスに差し込む形。
バッテリーを付けてないときは、サイドにある袋みたいなところにコネクタを仕舞うことができる。
コネクタ部分が露出しているので、水分が付いたりするのはちょっと心配。
電池ボックスには、ゴーグルからのケーブルがつながるメスコネクタ。
ケーブルのモールド部分が上手いことバッテリーボックスの口にはまって防水処理を兼ねているみたい。
充電は、反対側の蓋を開けて充電。特殊形状とかでもない普通のMicroUSB。
自分は携帯はiPhoneだしGopro7はUSB-Cだし手持ちのケーブル類がいつまでたっても統一できないのはちょっと残念。
泊まりでスキー行くと、電化製品が増えててなんだかなぁ~…と思ったりもする。
まとめ
スノースポーツをする中で一番大事なのはブーツだと思うけど、二番目に大事なのはゴーグルだと思ってる。
視界が無いと楽しく滑れないし、何より危ない。
晴れた日にゴーグル付けてないと目をやられるし、吹雪のときも目に雪が入って大変。
あと、顔からコケたときにクッションになってくれたりもする。(レンズ傷ついたり雪入ったりするけどw)
そんな中で曇りのストレスから開放される電熱ゴーグルは非常にありがたいアイテム。
レンズの外側はグローブで拭けば曇りや雪は落ちるけど、中はなかなか拭けないもんね。
もっと普及したら値段も安くなりそうだけど、まだまだ買うのには躊躇する値段。
でも、曇って後悔するくらいならはじめから電熱ゴーグル買っても良いんじゃないかな?と個人的には思います。
あとは、フラットライトな斜面でも見えるようなゴーグルが出てくれればいいんだけどなぁ…。