アバランチエアバックについて考える②
2015/10/21
アバランチエアバックのメーカ
現在世界中でいくつかのメーカが出しているみたいですが、軽く探してすぐ見つかったのは以下
mammut
国内未発売ですがmammutも海外では出してます。
エアバックのシステムを取り外して任意のサイズのザックに取り付けて使えるシステムです。
圧縮空気のをためたボンベの弁を手で引っ張って展開します。
ABS
アール・シイーテイー・ジャパンが代理店。
メインのエアバックユニット部分とザックの部分が分割できて任意のサイズのザック部を購入すれば用途に合わせて使えそうです。
2013-2014シーズンから国内でも販売するそうです。
火薬を使ったトリガーを使用してボンベの弁を開放し、エアバックを展開するシステムです。
BCA
今現在、日本ですぐに手に入るのはこちら。
キャラバンが代理店になっているので入手性も良さそう。
ザックとエアバックが基本一緒になってるので、容量違いのザックを使いたけれ別途購入が必要。
圧縮空気のをためたボンベの弁を手で引っ張って展開します。
どれを選ぶか?
国内の法律の関係上、ボンベは高圧ガス保安法に適合している必要があるので、ボンベを海外で購入して国内で充填はできません。
ゴニョゴニョすればゴニョゴニョでとかそういう話もありますが、まぁ、それは置いといて・・・。
mammut
ここは、まだ国内展開していないので選択肢には挙げられないと思ってます。
ゴニョゴニョすればどうにでもなりますが、まぁ、いい大人ですからその辺は・・・ね。
後述のBCAシリンダーが使えれば国内でも問題なくつかえそう。
ABS
火薬を使った・・・っていうのが日本国内だと非常にネック。
現時点の情報ですと火薬類譲受許可を受けたうえでトリガーを購入する必要がありそうです。
さらに、許可申請から交付まで時間がかかるという話もあり、シーズンイン前にもろもろの手続きを終えている必要がありそうです。
一回、展開しちゃうと再度申請して・・・トリガー、ボンベを買って・・・。(ボンベは使いきり?)
う~ん・・・調べれば調べるほど・・・ちょっと無いかなぁ~と思いました。
追記
現時点で申請やらその辺もろもろの金額を計算してみました。
「火薬類譲受許可申請書」これの提出でかかる費用がおそらく「火工品のみの譲り受け」に該当すると思うので2,400円。
んで、許可証貰ってトリガーとボンベのセットを購入で24,000円。
二度目は割引があるという噂もありますが、一回展開するのに26,400円+申請書を提出&回収するための時間と移動手段にかかる費用・・・。
やっぱりABSじゃなきゃダメっていうシチュエーションが今後出てこない限り無いかなぁ・・・。
*注意*
発売前に現在の状況から推察した内容になりますので、実際はもろもろ違った形になるかもしれません。
BCA
となると、ここしか選択肢は無いなぁ・・・という消極的なチョイス。
いや、悪いというわけではなくてコレしか選べないっていう状況が残念。
ザックのデザインあんまり好きじゃないし・・・w
国内法に適合させたボンベが単品購入できるので、このボンベがmammutのシステムと共用できれば一気に広がるのですが誰か検証してくれませんか???
ブラックダイヤモンド
そういや、ブラックダイヤモンドもエアバックを来シーズンに向けて開発中とのことです。
電池を使ったファンで展開するという形だそうです。極低温時に安定してファンを回せるバッテリーってあるのかなぁ?とか気になりますが、安めのお値段で提供されるんじゃないかと期待です。
そんなこんなで
私はBCAのFLOATを購入しました。
選択肢が増えて価格も下がれば、みんな装備するようになるでしょうし、この分野がもっと活発になることを祈ってます。
少しでも雪崩で亡くなる方が減りますように。
ここまで書いてあれだけど、こちらのほうが参考になりますw→48rider.com