曇らないゴーグル 〜電熱ゴーグルあれやこれや〜
2019/01/03
先日の焼額を滑ったときに、smithのターボファン付きゴーグルが断線して故障してしまった。
翌週は北海道に行く予定もあったので、新しいゴーグルを買わなくちゃ!
でも、同じの買うのもなぁ〜・・・そうだ!どうせだから電熱ゴーグル調べてみよう!!
最近は電熱ゴーグルって何があるんだろ?と、ちょっと調べてみた。
電熱ゴーグルが必要なシチュエーション
普通に滑って発熱が多くてゴーグルが曇るっていう状態であれば、ファン付きで十分対応可能だと思ってる。
問題はもっと気温が低いとき。
自分の体温でレンズ内の空気が温まって、レンズの内側が曇ると同時に氷の膜がはっちゃう。
こうなるとファン付きでも対応不可。
今の状態だとこういった場合はレンズを交換するしかないと思ってる。
温めて乾かして・・・ってすればいいんだけども、滑りたいときってそんなこと言ってられないよね。
前回の焼額がまさにこのシチュエーション。
滑ってゴンドラ乗って滑ってゴンドラ乗ってのエンドレススタイルで身体がだいぶ暖かくなったのにもかかわらず、外気温は−10℃以下って状況。
一瞬でゴーグルのレンズが凍って前が見えない。
探りながら滑るのは嫌だなぁ〜、楽しくないし気持ちよくもないそしてなにより危ない。
ドカ雪のパウダー時にこけて埋まると大変。
ちゃんと雪面に合わせたスキー操作をするためにも視界は大事。
市場にでてる電熱ゴーグルで一番はじめに思い浮かぶのはこちら。
SWANS RUSH-XED/HELI-XED
http://www.swans.co.jp/product/snowgoggle/index.html
ぞくにいう地獄ゴーグル。
一部の山スキー界隈を賑やかしているYSHR先生ご愛用のモデル。
地獄のような猛吹雪な状態でもこのゴーグルがあれば大丈夫!地獄対応ゴーグルということで地獄ゴーグルと理解しています。
実際にレンズを暖めるのがシビアコンディションでは効果的。
2時間の連続使用が可能ってことだけども、曇りそうなときだけONにしたりモバイルバッテリーでの接続だから容量が大きなやつを用意しておけば半日近く使えるはず。
実際は、つけっぱなしってなかなか無いとは思うけども、使用時間を伸ばしたりできるのは良い感じ。
でも、平面レンズじゃなくて球面のほうが好きだなぁ〜・・・。
レンズ交換は不可能。
メガネ対応モデルあり。
oakley inferno goggle
http://www.oakley.com/en/inferno/
オークリーが出した電熱ゴーグル。
レンズは噂のプリズムレンズ。smithのクロマポップレンズと同様に、最新の見やすいレンズを使っている。
そんなレンズを使っておきながら更に電熱効果で曇り知らずっていうのは素晴らしい。
平面レンズだけども、デザインはかっこよくまとまっている気がする。
バッテリー部分はサイドのストラップ部分に固定されているけど、contourみたいなアクションカムっぽくて、いかにも電熱ゴーグル!って感じもしなくて良さげ。
ボタンをおしてしばらくレンズを温めてその後オートで切れるっていう仕様。
つけっぱなしは想定してないみたい。
ボタンをポチッとおして〜が大体25〜30回程度使えるらしい。1Dayなら全く問題ないと思うけど、使える時間がちょっと短いかなぁ…。
レンズ交換できるのかな???
メガネ対応・・・ではなさそう。
メガネ対応とのことでした。
ABOM goggle
電熱線ではなくて、フィルム状のものをレンズに挟んで発熱させているそうな。
デザインは唯一の球面レンズ。
バッテリーはゴーグルのストラップ付け根周辺に内蔵されているそうで、パット見は普通のゴーグルと何ら変わらない。
レンズはzeissのゴーグル用レンズを使ってる。
なかなか良さげ・・・だけども、初物だしなぁ・・・。しかもこれ、Made in Italyですよ・・・。
イタリアの電気仕掛けって信用できないよなぁ・・・。
ボタンをポチッとおして10分発熱して、オートで電源が切れるのと、ずっと発熱し続けるモードがある。
一回押して曇りを取るのは7日、ずっと発熱するのは6時間もつそうな…。
レンズ交換可能とのこと。
これもメガネ対応ではなし…。
で、どれを選ぶの???
デザインはABOMが良さげ。
でも、レンズはOakleyがいいかなぁ…。
SWANSのゴーグルはバッテリーの処理が気になるのでちょっとなぁ・・・。
さて・・・どれにしよう・・・。
結局買いました