dps phantom
~1年経過したその後~
2020/07/14
dps phantom 1年経過後…
NEVER WAX AGAIN!と、鳴り物入りで登場したdpsのPhantom。
今季は2.0でバージョンアップしたものがでているけど、自分のは初年度の1.0。
昨シーズン、いろんなコンディションで滑った印象は、めちゃくちゃ滑る!わけではないけども、それなりに滑るという印象だった。
ただ、ワックスをかけなくて良いメリットは、すごく大きくてこれは自分のようなレジャースキーヤーには良いプロダクト。
今後、新しい板に施工するのもアリだけど、耐久性の面ではどうなんだろうなぁ?というのが少しだけ気がかりだった。
メーカ的には、素材自体に作用して永続的にphantomの滑走性能は維持されるということだったけど、実際に使ってみないとこの辺ってわからない。
そんなわけで、1年経過後に変化があったか?を確認。
ソールはこんな具合。
普段ならそろっとワックス入れないとな~って頃だと思うんだけど、dps曰くこんな状態でも滑走性は変わらないとのこと…。
ほんまかいな。
というわけで、早速滑走。
昨シーズンの感想としては、
- 滑らないわけじゃないけど劇的に滑るわけじゃない
- どんな雪でもほぼ同じ滑走感
- 止まっている時はあんまり滑らないけど、漕ぎ出したりするとそれなりに滑る
さて…昨シーズンから何もしていない、物置に置きっぱなしだった板は滑るのか???
結果
変わらない。昨シーズンと同じ感覚。
ワックスかけていない板よりかは当然滑るけども、板が浮いているような感覚はなし。
2.0はもっと滑走性能が上がっているというけど、若干眉唾。
メーカとしては、今までの板にベースワックスを塗ってそこから滑走ワックスを塗るよりか、Phantomを施工した上に滑走ワックスを塗るほうが良いと言ってる。
ソールの素材がどういうふうに変化するのか?とかは化学が専門じゃないからわからないけど、普段はphantom施工したソールでそのまま滑走して、気になったらワックスするというのも全然ありかも…。
面倒なので僕はしないけどw
というわけで、このプロダクトがこのまま続くのかはわからないけども、手間なくそれなりに滑るソールになるのでワックスの儀式がめんどくさいと思っている人にはオススメです。
ちなみに、神田のVailだとおよそ17000円程度でphantom本体と合わせて施工もしてくれるみたい。
専用の機械でphantom施工ができるから、もし興味があってこれから試したいのであればお願いするのが良いかも。