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スキー道具

dynafit hoji free
〜外観インプレ〜

2023/02/27

今期(2019〜2020)の新しいdynafitのブーツ。
HOJI FREE(ホジ フリー)。
Eric Hjorleifsonが開発した新しいブーツ。

今使っているのは、テクニカのコーチス130。
アルペンブーツに近いフィット感と、力を加えたときのたわみ方も粘りのある感じで、とてもいいブーツだと思う。
ただ・・・ちょっと重いんだよねぇ・・・。
片足がおおよそ2kg。
そんなに長い距離歩かなければ大丈夫と思っていたけども、まぁ、楽になるなら楽にしたいわけで…w
コーチスに関してはこちらをどうぞ。

TECNICA COCHISE 130 DYN

満足はしていたものの、ちょっと重いなぁと前々から思っていて、今回、dynafitから新しいブーツがでてきたので、お買い上げ。
まだ滑ってないので、実際の滑走感はわからないので外観についてメモ。

構造

俗にいう3ピースになるのかな…。
ソールがついているくるぶしから下の部分と、くるぶしから上の部分、それに加えて前面にベロが着いているデザイン。スカルパのマエストラーレと同じ構造かな?

シェルのベロ(タング)は取り外しできない構造。
まぁ、取り外せちゃったらすぐインナーがでてくるので、濡れてびちょびちょになりますね。
ベロを止める部分はラチェットとバックルのダブル。

足の甲のあたりがグッとしまる感じがして、フィット感の向上に役立ってそう。
ただ、バリがすごくて素手でいじってたら皮をいっぱい持っていかれました。
グローブつけていじることをお勧めします。

インナー

HOJI FREEにはSIDASのインナーが着いている。
もちろん、SIDASブランドで売っているアルペン用みたいに、何か液剤を注入して…といったスタイルではなくて、一般的なサーモインナー。

いままでのDynafitのブーツって、軽量化を優先していて、インナーは薄いタイプなことが多かったように思うんだけど、これはそれなりに厚みがあるタイプ。
今履いているコーチス130のインナーよりかは薄いけどふっくらしてるので、触るとクッション性があるのがよくわかる。

薄いインナーで硬いシェルのブーツだと筒に足を入れてるみたい。と言ってる人がいたけど、それとはだいぶ違う感覚。ちゃんとクッションがあるインナーで好印象。
インナーのベロは外して位置調整できるので、甲が薄い人でも安心。

重さ

dynafitの中では決して軽量モデルではない位置づけ。フリーライディング用なのでどちらかというとしっかりしたタイプ。
今回は、26.0cmを購入。

シェルのサイズは、26.0と26.5は300mm、

重さを測った写真が取れてなかったけど、おおよそ片足1.5kg程度。
コーチスの前に履いていた、dynafitのkhion(Beast)と重さは同じくらい。
取り立てて軽いわけではない、一般的な重さ・・・かな?

ソール

POMOCAのソール。

形状をみると、khionと同じかなぁ?
これ、kingpinと合わせるとまた浮いちゃうのかなぁ・・・試すの忘れてたので、今度試しておきます。
→浮きませんでした。

KhionとKingpinの相性問題?

ロック機能

外観のメモとか言っておきながら、やっとメインの機能について。
dynafitのhoji freeの前にhoji pro tourっていうブーツで採用された、Hoji Lock Systemとかいうのが使われている。
これが一番の訴求ポイントだと思うんだけど、通常のブーツだとウォークモードに切り替えた後に、スネ周りのバックルを緩めて歩き出すと思うんだけど、これはロック解除と連動してスネの部分が緩むようになっている。

モードの切り替えは一般的な兼用靴と同じで、かかと部分にある金属パーツを上下する形。
こちらがスキーモード(ロック中)

こちらがウォークモード(ロック解除中)

オレンジ色のインジゲータみたいなのが動いているのがわかるけど、これがスネ部分のバックル基部と繋がっていて、モードの切り替えに合わせて動くようになってる。
ウォークモードからスキーモードに切り替える時って、バックル締め直すときに力がいるから、これも実際は切り替えようとしたら、硬くて結局バックルを緩める必要があるんじゃないか?と思ったら、以外とすんなり動いてくれる。

あと、細かいところだとスプリングが飛び出ていないので、使ってるうちにスプリングが曲がったりすることも少なさそう。

バックル

細かいところシリーズで、バックルにもちょっとした工夫がされてる。
材質はよくあるマグネシウム素材で軽量化。それとは別に、バックル自体を閉じたときに緩まないように、引っかかる構造になってる。

バックルを引っ掛けるギザギザ部分に、ギザギザとは別のパーツがあって、それがはまり込むようになってる。

HOJI LOCJ SYSTEMでテンションが緩むとバックルがずれちゃうから、こういった構造になってるみたい。
ちゃんと使い勝手考えられてる。

ストラップ

ブーツの口部分にあるストラップは簡単に緩められるように紐が着いてる。

緩めるときはこれを引っ張れば一気に緩めることができます。
ただ、ストラップの先まで同じ厚さなので、一気に引っ張ると抜けちゃいます。

グローブつけた手でこれを入れるのは大変そう…。
紐の末端に何か処理するか、引っ張るときに少し気をつければ問題なさそう。

とりあえず、使う前に眺めて気づいたのはこんくらい。
雪がもっとしっかり降ってくれたら、じっくりと使い込んでみるんだけど、それにはもうちょっと時間が必要みたい…。

以下、メーカサイトからの仕様コピペ
Boot sole
Formula Pomoca Climb

Boot-Binding System
Dynafit Quick-Step-In

Closure System
HOJI Lock

Cuff rotation
55 °

Flex
130

Forward Lean
11° + Release for Walking

Gender
Male

Last Width
102 mm

Productid
08-0000061908

Weight
1550 gr (size 26.5)

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