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スキー道具

TECNICA COCHISE 130 DYN

2016-2017シーズンで新しくなったテクニカのコーチス。
パット見は普通のアルペンブーツにみえるけど、俗にいう兼用靴ってやつで、ウォークモードとスキーモードの切り替え機能が付いている。

そんな兼用靴のなかでも滑り重視なモデル。重さもそこそこあってしっかりしたフィーリング。
公式の動画をみると片足およそ1970gの重さ。
khionが1500gちょいだから、片足あたりおよそ500g程度の差。

買うつもりは無かったんだけども、Khionのカーボンモデルはリコールで戻ってくるのが、12月の頭~中盤くらいになりそうということで、さすがにそれはなぁ…と悩んでた。
ICIからは、khion(2016-2017シーズンはBEASTか)のサンプル用のが一点サイズ合うやつがあるので、入荷までそちらを使われてもOKですよ。と、ご提案いただくも、それはなんか申し訳ないなぁ~と思い悩んでた。

もし可能なら返金できますか?

という提案をしたところ、OKを頂いたのでノータイムでこちらのブーツをお買い上げ。
ほら、カスタムフェアで気になってたし…ごにょごにょ。

というわけで、いつも通りのインプレ。

硬さ

khionと比べると硬さはほとんど変わらない。ガッチリしたブーツ。
ただ、違うのはがっちり感の作り方。
インナーが厚みのある本当にアルペンブーツと同じようなインナー。

khionもmarcuryとかに比べるとだいぶアルペンブーツに近い感じだったんだけど、これはもっとアルペンブーツ。
厚みのあるインナーでガッシリと足をホールドしてくれる。

使い勝手

ウォークモードとスキーモードの切り替えは後ろのヒモを下げてスキーモード、上げてウォークモード。

2~3回、モードが上手く切り替わらないことがあったけども、雪が入って中で凍っちゃったのかなぁ?
スキーモードにしてもうにうに動いてて困ったり、ウォークモードなのにガチガチだったり…。
何回かモードを切り替えて体重を前後にかけたりしてたら、カチッって音がしてちゃんと動くようになった。

ソール

デフォルトのソールは一部にプラスチックのプレートが入ってるソール。横から見て黄色いソールがプレート入り。

歩く用のゴムソールは別売りです。
厳密に言えばプラスチックが入ってるソールの方がパワー伝達性が良いとかあるんでしょうけど、岩の上とか歩いたらすぐにボロボロになるのでゴムソールに交換。写真は交換前ね。
Techビンディングで使うのであれ、ゴムソールでいいかも。プラスチックが接触する部分浮いてるし…。

かかと浮き

Kingpinとkhionで気になったかかと浮き。
問題なし。

当然Tech対応なので、
RadicalもKingpinも取り付けには問題なし。

その他

重さがあるので、今までみたいに歩くのツライかなぁ~と思ってたけど、考えてみたら日が昇る前から行動とかしないので、歩いてもトータル3時間程度と思えば、このくらいの重さでも問題なさそう。

メーカが違うから当たり前なのかもしれないけど、Dynafitのブーツとはベースが違う感じがする。
khionは山岳用ブーツからの滑り重視方向での進化。cochiseはゲレンデブーツからの山岳ブーツへの進化。
足が合う人なら、春先のロングはDynafitのブーツ。厳冬期は滑り重視のブーツっていう使い分けも楽しいかも。

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