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スキー道具

はじめてのTechビンディング

2018/10/28

飲み会やらで2015-2016シーズンはTechにしようと思うんですけどどうっすか?普通に滑れるんですか?とかよく聞かれるので、ゆる~く使ったことあるTechビンディングまとめ。
使い手がゆるいのでガチな方はガチな人に聞いてください。

Dynafit

Radicalシリーズ。
商品名でいうとRadical STとFT。

プレートの無いこっちがST
ST

こっちがFT
FT

違いは開放値とカーボンプレートの有無。
ヒールピースの構造自体はSTとFTでは変わらないので、中に入ってるスプリングの違いだけっぽい。
過去にはリコールもあったけども、次のシーズンではちゃんと構造変えてだしてたり。
本家本元だけあって、ここのを買っときゃ間違い無いでしょっていう感はかなりある。

より滑り向きなのが、こちらのBeastシリーズ。

子猫(BEAST14)
Beast14

親猫?(BEAST16)
Beast16

Beastがでたので、Radicalシリーズはツアー向きの滑れるビンディングっていう位置づけかな?
Beastシリーズは使ったことが無いので、置いといてRadicalシリーズはヒール側の粘りというか負荷が掛かった時に頑張ってくれないで直ぐに外れる感じが若干ある。
開放値はアルペンビンディングの値よりちょっと高めにしたほうがいいかも。(自己責任で)
僕はRadical FTのプレート抜いたやつで横ひねり側は10、縦方向は5にしてます。
一度、横ひねり側を開放値7とかで滑ってた時は、ゲレンデでスピード出してカービングターンと調子に乗ってたら、踏み込んだ瞬間に両足外れて斜面を転がり落ちていく自分。
これ以降怖くなったけども、Twitterでその話したら

「それ開放値低いか取り付けダメなんじゃね?」

言われたので、開放値をあげて今はセンター99の板で開放値10。これで外れたこともあるけども、唐突に外れることも無くなったのでイイカンジ。
でも、正直攻めない滑りにはなってる…だって、怪我するのやだもん。
飛んだりするならRadicalよりBeastの方が良いかと。

G3

iON
ion

2015-2016シーズンは軽量版とMAX開放値を少しさげた奴がでるみたい。
全体的に少し高さがあるけども、実際のところ滑ってる時にはだから何?って感じ。
アルペンスキーではプレート挟んだりしてるくらいだから、上げた事による影響ってむしろいい方向だったりするんじゃない?とか思ったりもする。
DynafitのRadicalシリーズと違って前圧がかかってるので、板がたわんでもヒールピースが追従してくれて安全らしい。
一番いいとこはトゥーピースのハメやすさ。言うならばトラバサミ的な感じ。
Radicalとかkingpinは踏み込んでハメるって感じだけども、これはバチーンと閉まる。
何が良いって、ふわっふわのパウダー、ドロップポイントまで来て、シール外すために板を外して、諸々準備して板を履くために爪をブーツにハメて…とこの時。
踏み込まないと閉じないトゥーピースだと、ファットスキーでもパウダーに板が多少なりとも埋もれて雪を巻き込んで…とかやってると取り付けに苦労したりもするけど、これはだいたいこの辺だな~と軽く踏むとバチーンと閉まる。チョー楽ちん。
youtubeだとこの辺の動画で雰囲気解るかと…。

これも開放値はアルペンビンディングよりかは高めがいいかも。(自己責任)
色がメタリックカラーで板とのマッチング考えてる人によってはイマイチかもw

Marker

kingpin
KINGPIN

アルペンビンディング並に滑れるTechって触れ込みを雑誌でやたら見かけるけど…どうだろ?w
ヒールピースは確かにアルペンと同等の形状なので装着した時の安心感は確かにある。
前も書いたけどモード切り替えが楽ちんなのはイイカンジ。
トゥーピースのピン抜け問題も対策品がでているのでおそらく大丈夫なはず。
トゥーピースを閉じるための力は、多分kingpinが一番必要。意図的にグッと踏み込まないと閉じない印象。
前はほとんど変わらないかな~思ったけども、改めて比較してみるとRadicalシリーズより更に意図的に踏み込まないと閉じない。
これが、フッカフカパウダーの時だとトゥーピースの雪抜けがイマイチなのと相まって装着にちょっと手こずるかも。

総括

たかがビンディングのくせして値段も高いし、ブーツも専用に新しく用意しないといけないそんなわけでなかなかハードルが高いTech導入。
今季は円安の影響でかなり値段があがりそう。
普通のアルペンビンディングが何本も買える値段ってどうなのよ?とか思いますが、まぁ数があんまり出ないってことにしておきます。
そんなこんなで諸々考えると、初めてのTechビンディングって何がいいのか。
Techの利点ってやっぱ軽いってことだと思うんですよ。滑りの体力を残したままいかにスピーディーに目的の地点に移動ができるか。でも、体力をつけるという時間がかかってツライ作業はしたくないwその為には軽さが欲しい。
使い勝手もよくて開放値のレンジも広い。純正のスキーアイゼンはヒールあげててもそこそこきく(dynafit 純正比)。前圧かけられる。重さも軽い。装着の手間はさほどなし。雪詰まり対策もしてる・・・というわけで、初めてのTechだったらiONがオススメかなぁ~?
滑りは妥協したくない!ってなると、結局本人がどの程度まで許容できるかによってくるんですよね。競技並のガッチリ感で滑りたい!となると、現状ではTechビンディングを使用している限りは、コレじゃないってなります。残念ながら。
せっかくTechにするんだし、道具は軽くして、イケイケに攻める事はないけども楽しく滑りたい(レベルは中級)っていう人でしたらiONで充分だと思います。

ま、最終的には自分が気に入ったやつ買って使うのが一番です。だって、遊びですもんwww

2019年版はこちら

2019シーズンにむけてのTechビンディング選び

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