それなりにTechビンディングを使っててトラブルにあったことも複数回。
一応いままで自分が経験したトラブルのまとめ。
小さなものから大きなものまで、自分の使い方に問題があったものも含めて、「想定通り動かなかったもの」を記載していきます。

人から聞いたとか、同行していた別の人が・・・っていうのは抜きであくまで僕自身が使ってて発生したトラブルとか小さな事象のまとめ。
あんまり増えて欲しく無いけど、発生都度追記していきます。

Dynafit Radical シリーズ

雪つまりでの閉鎖不良

トゥーピースのバネ下に雪が詰まって閉鎖不良。
結果、トゥ側を閉じきれなくて、歩いたり滑るとすぐ外れちゃう。

ブラシで雪をはらって閉鎖できるようになりました。

雪つまりでの閉鎖不良 Part2

見た感じではちゃんとトゥ側が閉じているのに、滑るとすぐに外れちゃう。
閉じているようにみえるけど、実際は閉じきっていないので挟む力がかかっていない状態でした。

滑走前に一度ウォークモードでロックして戻すことで解決

ヒールピース割れ

リコールにもなった、Radicalシリーズのヒールピース割れ。
自分が使っていた時は変な方向に回したり・・・ということもなく、普通に気づいたら割れてた。

メーカからのリコールがあり、該当部品の無償交換となりました。

Marker Kingpin

トゥーピース爪抜け

2016シーズンの後半に先行発売したkingpinで発生。
2018-2019シーズンの新しい金属部品がオレンジになったやつでも同じようなリコールが発生。

メーカからのリコールがあり、トゥーピース自体を新品に交換しました。

雪つまりでの閉鎖不良

トゥーピースの下の部分に雪が詰まって閉鎖不良が発生。
msrのディッシュブラシをいつも持っていたけども、それでは届かない場所に雪が詰まってトゥーピースのピンが閉鎖不良を起こしてブーツを止められなくなった。

ナイフを借りて詰まっていた雪(氷)を削って閉鎖できるようになりました。

ウォークモード時にブレーキのロックが外れる

シールつけて登っている時、特にキックターンを複数回繰り返した時。
ふと見るとブレーキロックが外れて、ブレーキが降りてる。登っている最中なので、むしろ滑らないようにサポートしてくれてる…なんて考え方もできるかな…。
過去、真ん中のピン部分を少し緩めてブレーキロックを調整したけど、今でも度々発生中。
こんな感じになっちゃう。

踏み込み直してロックさせて解決

ウォークモード時にヒールピースの抑える部分が降りきらない

ウォークモードに切り替えて、踏むとヒールピースが降りて歩けるようになる…けども、これが下まで降りきらない。中途半端な位置で止まっちゃう。
ヒールリフターを上げる時に、大体いつも気づく。実用上は問題になった事無いです。

ヒールリフター上げて踏み込み直して解決

トゥーピースを外そうとするがレバーが戻ってしまう part1

スキーを外そうとトゥーピースのレバーをストックで押したものの、爪が開いた状態で止まらずにまた勝手に閉じてしまう。

トゥーピース周りの雪を払ってもう一度強めにレバーをストックで押し込むことで対処

トゥーピースを外そうとするがレバーが戻ってしまう part2

トゥーピースが二本のスプリングになった新しいモデルで頻発。
症状は上記と同じで、レバーをストックとかで押しても勝手に閉じてしまう。
原因としては、おそらくブーツと爪の基部、スプリングがある空間に雪が入り込んだ状態でレバーを押すことで、爪を開くのと同時に、雪を介してブーツに下から上に圧力がかかる形になる。
いわば爪にブーツを押し付ける形で力が加わることで外れない状況になってると推測。

トゥーピース周りの雪を払ってもう一度強めにレバーをストックで押し込むことで対処

G3 iON 12

ヒールピース割れ

ブーツ長に合わせて調整をするネジ部分。回すとなぜか中に食い込んでいってブーツ長の調整ができなくなっちゃった。左右の片方だけで発生。

ヒールピースを修理に出して交換対応となりました。(1万円)

Fritschi Tecton

トゥーピースの閉鎖不良

つま先を合わせてパチンと閉じるものの、ピンがブーツの受け側にちゃんと入らずに、閉まった風になっている状態。

スキーを前後に振るかブーツのつま先側を持ち上げて、ピンをブーツの受け側に落とし込んで対処


Techじゃないけど追加

CAST

ヒールピース割れ

CAST自体の問題っていうわけじゃないけど、ここに書いときます。
Look Pivot 2.0のヒールピースをカバーする部品で割れが発生。
調べたら交換プログラムがあるみたいなので、シーズン終わりに申請予定。

Marker TourEPF

ヒールリフターが効かない

斜面を登り始めて、ヒールリフターをおろして踏み込んだらおろしたリフターが引っかからず、滑ってすぐにフラットな状態に…。

ウォークモード切り替えレバーが中途半端な位置だったので、ちゃんと倒して解決

5件のコメント

  1. こういう情報少ないので、非常に有益でした。ありがとうございます。
    キングピン辞めときます。
    ちなみに自分のディアミールのTecton12はトゥピースが誤開放しまくりです。
    ちょっとトップが雪に潜っただけで、いきなりバチン!と外れます。

    1. >ひとりすとさん

      お役に立てたようで何よりです。
      キングピンのトラブル情報が多いのは、正直一番よく使っているから…というのもあったりします。
      ピン抜けと氷づまり以外は大したことないトラブルなので、余り気にしていないです。
      最近でたM-WERKSモデルやALPINISTモデルはトゥーピース側のスプリングの数が減ってスペースを設けていたりしますので、雪づまりにも強いかもしれません。

      Tecton12ですが、そんな状況で誤開放するのはちょっと異常だと思います。
      DynafitのRadicalシリーズでも開放しちゃうことありましたが、実はトゥーピースがちゃんと閉じていないというのが原因でした。一度、ウォークモードでロックしてからスキーモードに戻す事でトゥーピースがちゃんと閉じますので、Tectonでも試してみてはいかがでしょうか?
      また、Tectonはトゥーピースのピンの幅を調整できる機能があります。(ピンがねじ込みになっています)一度ショップで見てもらってはいかがでしょうか?

  2. 貴重な情報ありがとうございます。

    よければ、二つ教えてください。「滑走前に一度ウォークモードでロックして戻すことで解決」をすると、どのくらい外れないですか?
    あと、Dynafit Radicalに比べて、Kingpinの外れにくさは、印象どうでしょう。他の記事にKingpinでは外れたことがないと書かれていたような気がしたので気になりました。

    私もやっているんですけど、ゲレンデで少し強めにヒールを回すというかひねる動きをいれたり、溝が深いコブ斜面でコブに落として踏んだ時に、どうしても外れちゃいます。なのでセミロック状態で滑ってます。ゲレンデで外れる恐怖を覚えてしまっているので、BCでは、外れたら怖い場面以外も基本セミロックです。そして、基本飛ばさないし、飛ばないです。

    ちなみに、Dynafit radical ST 2.0にK2 Pinacleの組み合わせです。解放値は両方10にしています。

    アルペンやフリースタイルスキーではMakerビンディングなんで、裏山用にDuke PTを導入しようか迷っていたんですけど、重さよりも、複雑そうで故障と、クライミングサポートが1段のみってのが気になってて、外れないならKingpinがいいなと。

    1. choking_smokersさん、コメントありがとうございます。

      よければ、二つ教えてください。「滑走前に一度ウォークモードでロックして戻すことで解決」をすると、どのくらい外れないですか?

      あくまで、ちゃんとトゥピース側が閉じて無い時の対応ですので、外れなくなったというより、トゥーピースがちゃんと閉じていないことによる意図しない開放が無くなったという程度です。

      あと、Dynafit Radicalに比べて、Kingpinの外れにくさは、印象どうでしょう。他の記事にKingpinでは外れたことがないと書かれていたような気がしたので気になりました。

      私の滑り方ですと、kingpinに変えてから滑走中に”意図せず”外れたことはありません。
      基本的に飛んだりはしないですし、ひねるような動きはしないようにしてるというのもあるかとは思います。

      ゲレンデで少し強めにヒールを回すというかひねる動きをいれたり、溝が深いコブ斜面でコブに落として踏んだ時に、どうしても外れちゃいます。

      kingpinもradicalシリーズも、開放の機能はヒールピースに集約されてますので、衝撃に合わせてヒール側を強く捻る動きをすると外れやすいですね。とはいえ、radicalに比べたらkingpinは外れにくい印象です。前圧がかけられるようになった世代と、それ以前で大きな差があるように感じます。

      通常のアルペンビンディングでは、トゥーピースは左右の開放、ヒールピースは上下の開放を機能としてもっていますが、それとは構造的に違うので、同等にというのは難しいのかとおもいます。

      ヒールピースが上下開放の機能だけのモデル、tectonやshift、duke ptあたりは、左右の捻れに対してヒールピース自体が左右に首を振るような形で開放することはないので、トゥーピースを中心とした左右へのひねる動きをしても外れにくいかと思います。

      複雑そうで故障と、クライミングサポートが1段のみってのが気になってて、

      気になりますよね。
      触った感じでは、私の使い方には合わない(オーバースペック)なぁ…と感じました。これは人それぞれ何を重要視するかなので、正解は当人しか持ち得ないですね。
      クライミングサポートについても登り一辺倒であれば、気になることはないのかと思います。ただ、自分はクライミングサポートを使わない状態で使うシーンもかなり多いので、0°設定がないのはちょっと嫌だなぁ…と思うこともあり、duke ptを使うことは無さそうです。

      1. 丁寧に回答ありがとうございます。大変参考になりました。
        機構を考えたら仕方ないですね。
        長年指を咥えてたkingpinならと淡い期待もありましたが、やはりそうですか。
        値段が値段で、なかなか手が伸びませんが、tectonやshiftも含めて、次シーズン導入を悩んでみます。

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