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Marker Kingpin セカンドインプレッション

2018/03/02

色々とゲレンデで滑ったり、BCでトゥーピースを気にしながら使ったあたりで、セカンドインプレッション。

使用感は結構いい感じ。気に入ってる。
DynafitのBeastもいいんだけども、ウォークモードで0度が無いのが気になるのと、ブーツのヒールに金具をつけるのが難点。
同じブーツをRadicalシリーズでも使っているので使い回せないと困るんだけど、実際はどうなんだろ?
ちなみに、kingpinにはdynafitやmarkerも出してるんだけどブーツのヒール部分に補強(?)の金具がついたブーツでも問題なく使えそう。
(参考:https://www.wildsnow.com/14363/marker-kingpin-binding-review/)

実際使ってみて色々と気になって点をちょくちょくと…。
techビンディングで時々困るのが雪とかが入ってトゥーピースが完全に閉じない状態となった時。
ツメが完全に閉じてないと、トゥ側の固定が甘くて気づかないで滑ると一瞬で外れて板が流れていくなんてことに…。
そんなわけで、私は普段板からブーツを外した後は装着直前までツメが閉じる形にしています。
こうすると、雪が入るスペースが少なくなるし、閉鎖状態なので雪が入ってもツメの閉鎖不良となるほど雪が大量に入ることは今までは無かった。
dynafitとくらべてこの点kingpinは雪が抜けにくい構造なので、ちょっと難儀します。

トゥーピース空間

上記の写真はkingpinのトゥーピース側ですが、dynafitと違ってかかと側はスペースが空いてるものの、つま先側はストッパーがあるため雪が抜けるスペースが狭いってかほとんど抜けない。爪の下のスペースもそんなに無いので、雪つまりには結構気を使う印象。
また、dynafitのradicalシリーズではグローブをつけた手でレバーを上げることでツメを閉じられたのですが、kingpinでは素手でも厳しいです。
かなり硬くて筋力に乏しい私では無理でしたので、ストックのグリップ側でスプリングのあたりを押しこむことでツメを閉じています。

トゥーピース角度

あとは、前回写真に撮っていなかった、リューシュのホールがこちら。

トゥーピース@リューシュ

真ん中のグレーに見えている部分が穴になってます。
dynafitのトゥーピースはリューシュを紐が挟まる事なく通す部分が上手く設定されていないので、この点は良い点かと…。

現時点では、トゥーピースでのピン抜けの兆候は見えません。
ま、G3のOnyxもピン折れとかありましたし、この辺りはさすがに本家のDynafitが一番安心感高いかと思います。
色々とケチが着いてしまったところはありますが、プロダクト的には非常によく出来た物だと思います。
トゥーピースの問題が解決したならば、初めてのtechビンディングという方にも安心して使えるものだと思いますので、一般にデリバリーされる時には既存の問題が解決していることを祈るばかりです。

ピン抜け発生しました

Marker Kingpin pin抜けトラブル

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