dynafit hoji free
〜滑って登ってのインプレ〜
2023/02/27
前回、外観についてなんやかんや言ってたDynafit hoji freeっていう新しいブーツ。
今回、やっと滑って登ってができたので、実際に使って感じたことについてメモ。
前回の記事はこちら。
硬さ
インナーがそれなりにふかふかしているSIDASのインナーだったからか、硬い筒に足を入れている感はあまり感じなかった。
個人的には粘り感はそんなに強く感じなかったけど粘りが無いわけでもなし、こういうブーツの立ち位置としてはこれでいいんじゃないかな?
自分くらいの足前だったらなんの不満も無い硬さのブーツ。
むしろ硬いくらいかもw
フィット感
くるぶし周りが細い印象。→その後色々調整したらそんなことなかったです。
普段はインナーを焼いてもらうだけで、問題がでることが無い足なんだけど、今回は履いた時から左足の舟状骨が若干あたっているな〜という感覚だった。
まぁ、滑ってるうちに馴染むかな…と思って滑ってみたものの、だんだんと痛くなってきて2日連続して滑ったら我慢できない痛みになっちゃった。そんなわけでシェル出しをショップに依頼。
当たって痛い場所がちょうど、足首のバックルを止めるストラップの基部あたりで、裏側には金具があるせいでシェルだしができるか微妙な場所らしい。
また、ストラップがプラスチック部品だったので、温める際に溶かしちゃいそうで難しかったみたい。
結果的には無事にシェルを出してもらって、あたりは解消。
自分の足は甲が薄いタイプなんだけど、インナーのベロの調整と足首のバックルを締めるととってもいいフィーリング。
フィット感がぐっと上がるなぁ〜という感覚。
ウォークモードとの切り替え
HOJI Lock Systemで一発でウォークモードとスキーモードの切り替えとスネ側のバックルが一緒に開放されるシステム。
これがかなり便利。もう、普通のブーツには戻れない!ってくらいに楽ちん。
難点としては、バックルの位置がふくらはぎ側の高い位置にあるので、パンツのスノーガードを深くまで被せてるとバックルにアクセスができない。
シールで歩く時はつま先と足首のバックルを緩めちゃうと、ベロが浮いちゃうので雪が入ってくるみたい。
つま先と足首のバックルを緩めないと歩き辛いかなぁ?と思ったんだけど、自分は緩めなくて歩けるな〜という印象。
足が長くてストライドが大きい人は緩めたくなるのかも…(トオイメ)
ウォークモードに切り替えるだけで、一気に緩んですぐにあるけるので、めっちゃ便利。
ちなみに、一番便利さを感じるのは、ゲレンデで滑ってて休みに歩く時w
他に気になった点としては、ウォークモードにして歩いていると、かかと側に少し空間ができるせいで時々雪が入ってくる。
ツボ足で膝下以上の雪の中を歩いている時とかに、
シェルの下はすぐにインナーなので、雪が入るとすこしヒヤッとする感。
他のブーツでもスペースはあったような気がするけど、雪が入ることなかった…はず。
このブーツはスペースが広いのかな?
もっと使い込んでみて、どうなるかなぁ…。
ソール
ソールはISO 9523ってゴムのモールド。
大人用の歩けるソールの規格だと思ってたけど、詳細はコバの形状とか長さとか色々と細かく規定されてるみたい。詳細は割愛。(よくわかってない)
とりあえず、kingpinには普通に付きました。
かかとが浮いたりすることもないので、安心して使えそう。
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かわいいw
総論
ちょっと足を選ぶブーツだな〜って感はあるものの、足に合えばフィット感も良い。新しいギミックもあって道具好き的には楽しめるブーツです。
値段がちょっと高いのがアレですけど、一度お店で試してみるのも良いかも。